こんにちは!キャリコンNORYです。
【おすすめの本】カテゴリの記事では、キャリアについて考えるヒントになる本や、心理学にまつわる本を紹介していこうと思っています。
今回紹介する本はメンタリストDaigoさんの書いた『子育ては心理学でラクになる』です。
子育て中の方は皆さん”より良い子育てがしたい”と思っているはず。
今回紹介する『子育ては心理学でラクになる』を読めば、子どもへの効果的な声掛けの仕方を身に着けられるだけではなく、何より大切なのは、”より良い子育て”のためには、親自身が変わらなくてはならないことだと知ることができます。
子どもにウィルパワー(意志力)を高めさせる方法
まずは親のウィルパワーを高める
ウィルパワー(意志力)とは「やる力」「やらない力」「望む力」の事。
・サボりたくても勉強に取り組み、面倒でも身の回りをきちんとする(やる力)
・ゲームやテレビなどで時間を潰さない(やらない力)
・将来の夢に向かって進む(望む力)
子どもにウィルパワーを高めてほしければ、親自身がウィルパワーを高める必要があります!
ウィルパワーの高め方
- 自分が誘惑に負けてしまう理由を見つけて、そうなってしまう事態を事前に防ぐ
- 1日3分の瞑想
子どもとのかかわり方
子どものやる気を引き出す言葉7つ
- 1:どうしたの?
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この言葉を発するには、そもそも子どもをいつも観察していないとできません。
いつもと様子が違うな、元気がない、もしくはウキウキしてるなと感じたら、「どうしたの?」と聞いてみましょう。もちろん、無理に聞き出すのはNGです!
- 2:なぜ?
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「ダメでしょ!」「何してるの!!」ではなく「なぜ?」と言い方を変えてみましょう。
責める口調ではなく、「どうしてそういうことをしたのか、シンプルに知りたいの」という態度、分からないことを教えてもらうつもりで!
- 3:どうする?
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自分で選び、決める習慣を身に着けさせるために必要な言葉です。
きちんと答えを決めてはっきりさせるのが目的ではなく、今の気持ち、自分の意見を言わせるのが大切です。 - 4:わかるよ
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子どもが悪いことをしたとき、「どうしたの」の声掛けで聞き出せた理由に対して、受容&共感をした上で「いけないこと」だと伝え、一緒に解決策を考えましょう。
- 5:そうだね
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「何してるの!?」と怒りたくなったらまずは10秒カウント。
「なぜそんなことをしたのか」を聞き、「そうだね〇〇がしたかったんだね」と認めてあげます。
親が肯定の言葉で受け入れることで、子どもは間違いを改める勇気が持てます。 - 6:すごいね
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子どもに対して絶対にしないといけないのは、子どもの全てを受けいれて肯定することです。
「あなたは今のままでいい」「このままのあなたがすばらしい」
そして、「すごいね」は結果に対して使ってはダメです!例えばテストで100点を取った時、100点が「すごい」のではなく、頑張って勉強したことがすごいことを伝えましょう。
1時間勉強して「すごい」のではなく、集中力が「すごい」のように、結果が出る前に素早く的確に褒めることが大切です。98点を取った子どもに、「たった2点を落とすなんて」と声をかけるのではなく、「すごい!一生懸命頑張ってたもんね。だから前回より3点もアップしたんだね!」と伝えてあげてください。
- 7:ありがとう・ごめんなさい
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子どもにこの言葉の大切さを教える前に、親である私たちがしっかり「ありがとう」「ごめんなさい」を普段から口に出しているか考えてみましょう。親ができていないことを子どもに身に着けさせるのは難しいです。
反抗期を楽に乗り切る方法
反抗期を楽に乗り切る方法はコミュニケーション!黙って子どもの話を聞き、口を挟まないこと。(傾聴)
どんな話でも耳を傾けてくれる親だから、子どもは信頼してくれます。
相手の話を注意深く共感的に聞くことです。
傾聴に大切なことは、
1:自分のことのように想像しながら聞くこと
2:話し手をそのまま尊重し受け入れること
3:聴き手が自分に素直で開かれていること
4:理解しているよ、受容しているよという態度が話し手に伝わること
『傾聴術 ひとりで磨ける”聴く”技術』著)古宮 昇 を参考
感想
確かに、書かれていることが完璧にできればはいい親ですよね!
でも、どの内容も親自身が心身ともに健康で、満たされていないとできないこと。
まずは、本の内容を頭の片隅に置いて、ふとした時に思い出して実践してみる、ぐらいの付き合い方が苦しくなくていいかもしれないと思いました。
親自身の心を整理して満たすには、誰かに相談することも大切です。
宣伝っぽくなってしまいますが、Points of youコーチングなら気軽に自分の内面を振り返ることができるのでおすすめ!
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